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QNAP TS-119P II


 嫁にせがまれて買った冷蔵庫で貯まったポイントで、NASを買ってきました。
 
 何年か前に、玄人志向の玄箱を買って、余ってたHDDとDebianを入れて悦に浸ってましたが、ファイルの転送スピードの遅すぎて使い物にならず、そのままクローゼットの肥やしとなってましたから、今回、機種選定には時間を掛けましたよ。
 ATOM機でも作ってとも思いましたが、消費電力10W以下位で運用したかったので、そういう条件となるとNASアブライアンスの方がいろいろと良さそうです。いろいろ調べるとQNAP社のNASシリーズが速くて機能豊富で消費電力も良くてイケテルらしい、ということが分かりました。
 
 QNAP社のラインナップにいろいろ種類がありますが、そこそこ速くて消費電力が少なく済んで、となるとTS-119P IIというのが自分の用途にはぴったりなようです。上位機種を選んで、RAID1で組んで大事なデータを保護するかとも思いましたが、初期投資と日々の電気代を考えてシングルHDDのNASであります。自分にとって大事なデータは撮りためた写真とMODの製作物くらいなもので、定期的に別のHDDにコピーしときゃRAID1までは不要だろうってことで。
 
 某量販店で買ったTS-119P IIに2TBのHDD(WD社20EARX)を取り付けて、適当にセットアップを済ましました。日本語マニュアルも日本語化されたツールも用意されてますし、自作PCを組める人なら誰でも使いこなせると思います。
 私は、インストール(フォーマット)の時にファイルシステムはどれを選ぼうかなとちょっと迷いましたが、ここはEXT4で。NTFSかHFS+にしとけば、万一の復旧時に都合良さそうな気もしましたが、NAS本体のOSと親和性が良いのだめうという理由でデフォルトのEXT4をチョイス。迷ってもしょうがない。
 セットアップ完了後、試しに少し大きめのファイルをTS-119P IIにコピーしてみたら「速いじゃない」という感じ。
 
 ならばと、CrystalDiskMarkで計測したのがこちら。

 シーケンシャルで70MB位も出てれば十分です。確かIDE時代のHDDの直付けでもこんなに速くなかったような。以前、SATA3.0やUSB3.0外付けキットに取り付けて計測した時のデータをひっぱりだして見返すと、シーケンシャルは1割くらい速かったですが、10%減なら気になるレベルではないですね。
 
 気になる消費電力ですが、ECO KEEPERで計るとアイドルが10Wでした。HDDをフォーマットしてた時は13W位まであがりましたが、これは許容範囲内でしょう。電気代計算サイトで調べると24h付けっぱなしだとして月額158円になる計算。これなら家計の負担も東京電力様へのお布施としても許される感じ。そのうち普段はHDDをスリープさせて使う時はWOLで起こす、という設定にしたいです。できるのかな?
 
 静音性ですが、静かなレベルと言っていいと思います。設置場所も工夫したので、ファンやHDDの音も今のところ気になりません。というか夏なので窓全開にしてるせいか僕の耳には全く聞こえてきません。
 
 久しぶりにいい買い物をしたな、という感じです。

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